花田店の鈴木です。
このところ久しぶりに本を読み始めました。
ネタばれになるといけないので内容については書けませんが、自分が良かったと思える本達です。
「君の膵臓をたべたい」住野よる2016の本屋大賞2位の本で、実写とアニメ両方で映画化されています。
主人公の「僕」とヒロインとのシリアスと冗談の混じった会話を中心としたやりとりがとても良いです。
この作品が気に入ったら是非おすすめが、アニメ映画の来場者特典の後日譚「父と追憶の誰かに」と、sumikaの歌うアニメ主題歌初回限定版特典の前日譚「日々の透き通るもたれ合い」も合わせて読むのもおすすめです。
(残念ながら来場者特典は配布が終わっています。)
余談ですがヒロインの冗談で最後の方まで読まなければ解らないものがあります。自分は読み返した時に始めて気づきました。読むことがありましたらその辺も気にかけてみてください。
主人公は小学生の女の子ですが、周りの大人たちの真剣さとやさしさ、それを理解し反発し悩みながら前向きに行動していく。
主人公には心打たれます。「君の膵臓をたべたい」でもそうでしたがこの物語も周りの大人たちの主人公に対するやさしさが伝わって来ます。
今度映画化されるのでネタばれになるといけないので書けませんが、有川浩作品はどれも面白いと思っています。
短編集です。その中に「鷺」という小説がありますが、私の地元が題材になっています。内容は実際とは違うと思いつつ風景描写は素晴らしく
自分の子供時代を思い起こさせてくれました。地元意識がなければ小説自体も素晴らしい作品と思います(残念ながら絶版です。)
本屋で目に付いて思わず手に取った本です。読んでいる途中なのですが面白いです。
昭和史に興味にある方おすすめです。